2012年3月8日木曜日

古くからある(明治、大正、昭和初期)家庭の常備薬って、どんなものがあるんですか?...

古くからある(明治、大正、昭和初期)家庭の常備薬って、どんなものがあるんですか?例えば正露丸とか。。。







昭和初期の新聞広告を見てみますと

現在でもある有名どころや

わけのわからぬ薬が多数あります。



エルビオゲン錠/ライオン製薬

求心/求心本舗

ハセスロール(頭痛薬)/塩野義商店

トリアノン(風邪薬)/田辺製薬

糖衣ビタミン(ビタミン剤)/理研

ムサシゲン錠(肺結核)/むさし製薬本舗

アースタム(切り傷、霜焼等)/木村製薬所

エスチモン(女性ホルモン剤)/田辺製薬

わかもと/わかもと製薬

ルジール錠(中耳炎・敗血症等)/武田長兵衛商店

ヘモロス生薬軟膏(痔)/大興製薬合名会社

毒掃丸/山崎帝国堂

タカヂアスターゼ(整腸剤)/三共

龍角散/藤井得三郎商店

ネオ・パラデント(歯周病)/ライオン製薬

大学目薬/参天製薬



守備範囲が広いのは今のように簡単に

病院へ行って診てもらうというような時代ではなく

最小限の常備薬と自然治癒力が頼りの時代だったからです。

もちろん医師も病院ではなく往診でよく回っていたのでした。



我が家にも昭和28年当時の常備薬が

未使用でそのまま残っていますが

風邪薬や鎮痛解熱薬、整腸剤程度ですね。



正露丸は「征露丸」でロシアを征する薬でございます。

大興薬品の「ラッパのマークの正露丸」のCMで流れる

ラッパのメドレーは軍隊の「食事ラッパ」です。

まさに胃腸に良いという響きそのものを伝えるのには

うってつけのなのですね。








沢山有りますよ・・・

胃薬、肝臓の薬、風邪薬などなど、今でも置き薬屋があります。

おき薬屋で聞いてみると良いですよ

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